ゲームプログラマーです。直近まで入っていたプロジェクトが落ち着いたので、転職を考えています。
ただ、大手転職サイトにゲームプログラマーの求人が少ない気がします。どこが穴場なんでしょうか?
ゲームの挙動を支える超・重要職種が、ゲームプログラマー(当記事ではゲームエンジニアも含みます)。
ゲームプログラマーはメジャーな職種なので大手の転職サイトでも検索は出来ますが、一般的な転職サイトにはあまり掲載されていません。
ですので、ゲームプログラマー(ゲームエンジニア)として転職したい場合には、使うべき転職エージェントはかなり限られます。
ゲーム業界を渡り歩いてきた人事である板井のおすすめは、シリコンスタジオエージェントさんです。
公式サイトもっと面白いゲームを作りたい…【シリコンスタジオエージェント】
今回は、「ゲームプログラマーの転職はゲーム業界専門の転職エージェントですべき理由」を解説していきます。
ゲーム業界を渡り歩く人事の板井が書いています!
結論:ゲームプログラマー(ゲームエンジニア)の転職はゲーム業界専門の転職エージェントですべき3つの理由
ゲームプログラマー(ゲームエンジニア)の転職をゲーム業界専門の転職エージェントですべき理由は、3つあります。
- 単純にゲームプログラマーの保有求人数が違うから
- ゲーム業界専門の転職エージェントでは、ゲームプログラマーとしての業務内容や要求スペックが明確だから
- 有名企業・大手企業の求人はゲーム業界専門の転職エージェントに流れるから
それぞれ解説していきますね。
単純にゲームプログラマーの保有求人数が違うから
まず最初に、ゲームプログラマー(ゲームエンジニア)の保有求人数そのものが違います。
でも、dodaとかリクナビとかの大手の方が、求人が多いのでは?数万件あるって聞きましたよ!
求人数全体と、ゲーム業界の求人数は、まったく比例しません。
大手求人サイトでは、保有するすべての求人数のうち、ゲーム業界の求人はごくわずか。
その中でも、ゲームプログラマーやゲームエンジニアの求人となるとさらに少ないです。
- リクナビNEXT:全求人63,033件のうち、ゲームプログラマ、ゲームエンジニアの求人は72件
- シリコンスタジオエージェント:全求人2,829件のうち、ゲームプログラマ、ゲームエンジニアの求人は693件
シリコンスタジオエージェント、ゲームプログラマ求人の率が半端ないですね。
求人数を見ても、ほとんど10倍の差じゃないですか・・・!
言葉は悪いですが、大手転職サイトでゲーム転職をしようとしている人は情報弱者とも呼べてしまう状況です。
ゲーム業界専門の転職エージェントでは、ゲームプログラマーとしての業務内容や要求スペックが明確だから
2つ目の理由が、ゲーム業界専門の転職エージェントでは、業務内容や要求スペックが明確であることです。
大手転職サイトでは、「ゲームのシステム開発業務」としか書かれていなかったり、デバッグ求人やデザイナー求人がゲームプログラマーの求人として紛れ込んでいたりします。
なんでそんなことが起こるんですか?まったく別の職種じゃないですか?
大手転職サービスでは、サイト側もエージェントもほとんどが文系なうえに、ゲーム業界の知識もありません。どれが何をする職種なのか分かっていないこともあり、私もゲーム会社の人事として大手転職サービスの担当者と話が噛み合わない経験は、1度や2度ではありません。
その一方で、ゲーム業界専門の転職エージェントでは、以下のように必要スキルが明確です。(以下はごく一例で、求人によってさまざまです)
- Unreal EngineやUnity、またはその他のリアルタイムエンジンを用いたコンテンツ、もしくはツール等の開発経験
- C++やPython等のプログラミングの知識と経験
ちなみに業務内容も明確です。(以下はスクエア・エニックスの求人から抜粋)
スクウェア・エニックスのCGムービー制作部門のメンバーとして、当社を代表するゲームタイトルの映像制作をはじめ、リアルタイム映像表現における開発支援も担う組織の一員として、制作・開発・運用に携わっていただきます。
出典:シリコンスタジオエージェント
実際に、シリコンスタジオエージェントでの職種は「ゲームプログラマー・ゲームエンジニア」という大分類だけでなく、以下のように細かな分類まであります。
- クライアントエンジニア・プログラマー
- サーバーエンジニア・プログラマー
- インフラエンジニア
- 3DCGエンジニア
- ツールエンジニア・プログラマー
- データアナリスト
- フロントエンドエンジニア
- プラットフォームエンジニア
- その他エンジニア
我々プログラマーやエンジニアへの理解度が違う、ってことですね。
有名企業・大手企業の求人はゲーム業界専門の転職エージェントに流れるから
先ほど、以下のように「大手転職サイト」と「ゲーム業界専門の転職エージェント」では、ゲームプログラマーの求人数が違うと言いました。
- リクナビNEXT:全求人63,033件のうち、ゲームプログラマ、ゲームエンジニアの求人は72件
- シリコンスタジオエージェント:全求人2,829件のうち、ゲームプログラマ、ゲームエンジニアの求人は693件
しかし、実際には数だけではなく、質も違います。
レアな求人、重要な求人ほど、ゲーム会社は「ちゃんとその求人の位置づけを理解してくれる、専門エージェントに預ける」からです。
プログラマーとデザイナーとデバッガーの違いが分かっていない人に、大事な求人預けますか?って話です。
それは、確かに。
これは、板井(管理人)自身がゲーム会社の人事(=求人をエージェントに渡す人)なので、断言できます。
きちんとその求人(ポジション)で何をするか、要求スペックはどのくらいか、分かっているエージェントにしか求人は渡さないです。
実際、シリコンスタジオエージェントさんには、スクウェア・エニックスやセガをはじめとした大手ゲーム会社の求人が多いです。有名ゲームに携わりたいのであれば、有利になると思います。
まとめ
ゲームプログラマー(ゲームエンジニア)に転職するなら、ゲーム業界専門の転職エージェントを使うのがおすすめです。
公式サイトゲーム業界最強のマッチング力【シリコンスタジオエージェント】