ゲーム業界を支える重要職種、デバッガー。
ゲームのバグ(欠陥)を発見するデバッグ作業なしに、我々ゲーマーが快適にゲームをプレイすることは出来ません。
バグの程度によっては、ゲームを進行することが不可能になります。
ゲームの内容はいいけどバグが多すぎるという理由でKOTY(クソゲーオブザイヤー)に選ばれてしまったタイトルもあります。
ゲーム業界において、デバッグを行うデバッガーの重要性と需要は大きく、常に求人票が出ている状態の会社も多いです。
今回は「デバッガー求人はゲーム業界専門のエージェントで探さなくてもOKな理由」と題し、デバッガー求人の探し方について解説していきます。
ゲーム業界を渡り歩く人事の板井が書いています!
結論:デバッガー(デバッグ)の求人はゲーム業界専門エージェントで探さなくてもいい
当サイトでは、ゲーム業界に特有の職種(例:ゲームプランナー)の方が、どこで転職すべきかについて記事を書いてきました。
その答えはいつも同じで、「ゲーム業界専門エージェント」でした。
その理由は、「ゲーム系職種の求人数が大手転職サイトより圧倒的に多い」「転職エージェントがゲーム業界を理解している」等でした。
ということは、デバッガーの求人もゲーム業界専門の転職エージェントで探すべきなんですか?
実は、必ずしもそうとは限りません。次項で解説しますね。
デバッガー求人はゲーム業界専門エージェントで探さなくてもいい理由
デバッガーの求人は、他の職種とは違ってゲーム業界専門の転職エージェントを使わなくてもOKです。
その理由は、以下の3点です。
- デバッガーは(比較的)経験が少なくても出来るため、通常の大手転職サイト・エージェントにも求人が多い
- デバッガーは(比較的)経験が少なくても出来るため、アルバイトサイトにも求人がある
- ゲーム業界専門の転職エージェントはプログラマーやプランナー、デザイナーに集中しており、デバッガーの求人は少ない
上記の理由について詳しく解説はしませんが、一言で言えば「デバッガーはプログラマー等と比べると専門性が高い職種ではない。そのため、ゲーム業界専門のエージェントは力を入れておらず、大手の転職サイト・アルバイト求人サイトに多い」となります。
デバッガーは重要な職種なのに、ちょっと失礼な言い方ではないですか?
申し訳ありません。ただし、ゲーム業界的には事実です。上記のような理由で、デバッガーに限ってはゲーム特化の転職エージェントよりも一般的な転職・アルバイト求人を探す方が効率的なのです。
デバッガーの求人はどこで探せばいいの?
デバッガーの求人の見つけ方は様々ですが、代表的なものとしては以下が挙げられます。
- Google検索
- Indeed
- その他大手転職サイト
- 大手アルバイトサイト
- ゲーム業界専門エージェント
それぞれ、簡単に例を挙げていきますね。
Google検索
おそらく最も簡単にデバッガー求人を見つける方法がこれです。
Google検索で「デバッグ 求人」「デバッガー 求人」と打ち込むと、検索の上位結果に大量のデバッグ求人が表示されます。
Indeed(インディード)
デバッグ求人が最も多い求人サイトは、私の知る限りIndeed(インディード)です。
Indeedは、世界で最も多くの求職者に利用されている求人サイト(Indeedいわく、求人検索エンジン)です。
Indeedは、日本の人材業界大手であるリクルートグループに属しています。
その他大手転職サイト
リクナビNEXTやマイナビ転職、doda、パソナキャリア等の大手転職サイトでもデバッガーの求人を見つけることが出来ます。
大手アルバイトサイト
タウンワークやバイトルなどの大手アルバイトサイトにもデバッガーの求人は掲載されています。
レベルにもよりますが、デバッガーの業務は完全にマニュアル化されていることも多いため、アルバイトでも可能です。
ゲーム業界専門エージェント
ゲーム業界専門の転職エージェントを使う必要はないと書きましたが、もちろんゲーム業界専門の転職エージェントを使ってデバッガーの求人を探すことも可能です。
ただし、シリコンスタジオエージェントでさえデバッガーの求人は10件前後しかありません。
シリコンスタジオエージェントなどのゲーム業界専門の転職エージェントは、あまりデバッガーの求人集めに積極的ではないです。
まとめ
ゲーム業界に特有の職種のほとんどは、ゲーム業界専門の転職エージェントで求人探しをすることがおすすめです。
しかし、デバッガーに限ってはその限りではなく、検索エンジンや大手転職サイト・転職エージェントで十分に探すことが出来ます。
公式サイトもっと面白いゲームを作りたい…【シリコンスタジオエージェント】